何が起きるかと騒がれた団塊世代の定年。問題は先送りされた感の昨今である。 しかしこの世代が享受してきた戦後民主主義の功罪と、 やがて到来する老いと死は、新たな問題をひき起する。そこで考えてみた。
単行本として平成20年9月に上梓。
村田清風、熊沢蕃山、頼杏坪、山田方谷、朝日丹波の5人の中国地方の幕末の経世家。
その彼らの改革の足跡とその思想を紹介する。
監修 童門冬二。共同研究であり、嶋津は長州藩の家老村田清風を執筆する。
季刊『観光』(日本観光協会)シリーズ連載
各都道府県の観光振興における、基本計画や新規の振興策を蒐集し整理する。
それぞれの地域特性を生かしながらの、各自治体の先験的な取組みの動向と課題を分析するものでもある。
長州藩の逼迫する財政の改革と教育改革を先見的な視座を持って推進した経世家・村田清風。
その藩政改革の時代的背景、改革案の内容、改革の功罪を検証しつつ、
今日の地方行財政改革への教訓を探るものである。
中国電力・エネルギー総合研究所からの委託研究「中国地域の経世家」の一環として執筆。